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第42章 犬

｢それ？｣

お父様が驚く。

｢筆遊び、混ぜて…｣

言うや否や、ワタシの脇に肘を付き覆い被さってくる。

ワタシが筆の裏側に舌を当てているのに対し、表側に当て始めた。

｢沙絵っ…｣

お父様は何か言葉を続ける感じで名前を呼んだが、拳を握り必死に快感に堪えていた。

｢いずみさん、お父様を二人で良くしてあげましょ？
いや、競争よ。
でもね。イカセちゃだめ、射精させちゃだめよ。
わかった？｣


いずみさんは頷いた。
二人でお父様を攻めていく。sexを一対一のものとこだわる必要はない。

ﾚﾛｯ…ﾁｭ…ﾁｭ…

私は頭を左右にスライドさせて舐める。

いずみさんも負けじと舌を動かし、唇も使って愛撫していた。

ああ…そんな…凄く…善すぎるよ…

お父様が屈んで二人の頭を撫でる。

私は口を大きく開けて、お父様を挟むようにする。
艶かしく舌を動かしていった。


いずみさんも舌を伸ばし、表側に巻き付けたりした。

こうして三つ巴のsexが成立していくのだ。

ｸﾁｭｯ…ﾁｭｩ…

いずみさんにもキスをする。お父様を沢山含もうとした唇と舌を奪ったのだ。