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写性 …SHASEI…
第43章 卒業記念
「っはっ…声を出してしまった…」

いずみの反応がある。
解離しかけて自己暗示をかけたのだろうか。
告白も口づけも夢だと思っていたのだろうか。

「夢だと思っていたんですか?」

「沙絵さんは?絵は?」

「もう完成したよ…」

ワタシは先生に抱き締められていた。

「いずみ…」

先生の顔が近い。
一気に顔が赤くなるのを感じた。

いずみさんが壊れてしまったと心配したけど、
お父様が頬を叩いたのをきっかけに意識がはっきりしたようだ。

お父様の愛を夢だと思っているようだった。

それでは困る。せっかく好きに愛し合ってよいと許したのだから…

「いずみさん、夢うつつでsexしてるんじゃ、つまらないわ。」

いずみさんにカメラを向けた。


「先生っ」

意識がはっきりしてきた途端、先生の唇が触れる。
食べられてしまいそうなほど激しい口づけだった。

膝裏に手を掛けられ脚を開かれる。

「もう十分準備ができてますね。」

先生の表情は余裕がなさそうで切なく見えた。

そのまま脚を抱えこまれて先生の筆が押し入ってくる。

あぁ…先生…

ワタシは素直に悦びの声をあげた。

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