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スローバラードを君に
第6章 蜜月
獣を沈ませる度に泣きそうに歪む表情を、ずっと見ていたくなる。
俺だけに見せるその美しい身体と、表情を……
絶頂を迎えようとしている美名と同時に、俺にもその時が近付いていた。
美名の指の爪が首筋に食い込み痛みが走るが、身体を支配する凄まじい嵐の様な淫らな波が、そんな痛みを飲み込んでしまう。
「美名……っ……好きだ……」
「しょう君……しょう君っ……ああっ……好……き!」
ベッドが壊れてしまうかと思う位大きく軋んだ瞬間、二人は果てた。
優しく頬にキスをすると、美名は花の様に微笑んだ。
刹那、今朝見た夢が過るが俺は美名を強く抱き締めて、その映像を振り払う。
俺達は離れない……
絶対に……
離すものか……

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