この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スローバラードを君に
第7章 junk vs シュガースパイス
junkメンバーの弥上や哀川が大喜びする中で、俺は一人複雑だった。
ヒロヤの甘いハイトーンボイスにロマンチックなライヴパフォーマンス、どれを取っても俺には真似できない。
俺は一人、ヒロヤに対抗心を燻らせていたのだが、それに拍車を掛けたのが、美名の事だった。
ヒロヤは、ジャム店長に、出演する条件として、期間限定で美名がシュガースパイスのサポートメンバーになる事を提示してきた。
美名にとってもこれは良い話なのだ。
ギャラも発生するし、何より関係者に目を止めてもらうチャンスになるかも知れないのだから。
俺は正直、ヒロヤと美名を近付けたくない。
ヒロヤが美名を見る目付きで、奴が美名に下心があるのが分かる。
以前、美名を賭けの対象として飲み比べをしたが、あの夜の屈辱を忘れていないのだろう。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


