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スローバラードを君に
第3章 Give us kiss?




だが俺は、ユミに手を出す気は無かった。

女の子は付き合い出すと変わる……

最初はしおらしい振りをしていても、慣れる毎に我が物顔で総ての事に土足で踏み込もうとする。

自分のペースを乱されるのは好きではない。


それにユミはベンジャミンのオーナーの娘だ。

もし拗(こじ)れたら面倒な事になる。



ユミの誘惑につい流されそうになった事もあるが、何とか踏みとどまっていた。





「ね?しょう君、どう?」

鼻にかかった甘える声でユミが誘惑してくる。



「ありがとう。
でも俺枕が変わると寝れないんだよ」


軽い感じで返すとユミがケラケラ笑った。



「え――っしょう君たら子供みたいっカワイイ――」


俺は、少し嫌悪感を覚えたが愛想笑いで返す。
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