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スローバラードを君に
第3章 Give us kiss?




ヒロヤに適当に相槌を打ちながらヒメを目で追っていたら、視線が合ってしまう。



ヒメは何かをいいたげな顔をしたが、ジャム店長に呼ばれて行ってしまった。



「スレてない感じで、可愛いじゃん……なあ?」



ヒロヤは馴れ馴れしく肩を掴んで来て、俺はギョッとする。



「なあ、あの子、落としてみないか?」



「……落としてっ……て」


「俺とお前、どっちがあの子とヤれるかさ、賭けようか」



「……っ」



「お――っ怖い!そんな顔をすんなよ……
翔大君は真面目だなあ~……
俺も、デビューしたら今までみたいな自由は無くなるしな……
女の子に気軽に声を掛けたり出来るのも今夜までだしな~」



「……何をする気ですか」



「何するって……
声かけて、反応次第だよ」


ヒロヤの目の中に然り気無い本気を見た気がして、俺は一気に胸がざわめいた。
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