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スローバラードを君に
第3章 Give us kiss?
焦点の定まらない眼のヒロヤがテーブルにバンとグラスを置いた。
「……酒をくれ!」
「俺も」
俺は実は酒に強い。
アルコールを分解する能力が人より優れているのだ。
優れているという言い方は正しくないと思うが、飲んですぐに赤くなる人間は飲むべきではないと思う。
酒が体質に合っていないという事なのだ。
ロックミュージシャンは飲める方がクールなんて勘違いしてる奴等もいるが、そもそもそういう問題ではない。
飲んで吐いて、飲んで吐いてを繰り返すとアルコールに耐性がついてくる様な気がしてくるらしいが、俺からすれば
(何故そこまでして飲むのか?)
だ。

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