この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
スローバラードを君に
第4章 夜明けのファルセット




「バラードね……」



junkにはバラードの曲はない。

俺はその頃、バラードを歌う事に抵抗があった。

普段は口に出せない尖った、攻撃的な言葉や思いも音楽に載せればいくらでも吐き出せる。

それが自分のフラストレーションの捌け口でもあり、客もそういった傾向の曲調や歌詞を喜んでいるように見えたからだ。


ライヴは音楽を楽しむだけでなく、日頃のストレスを発散するんだ、という事をユミが言っていたが、それを聞いて成る程と思ったものだ。


暗く狭いフロアに顔も名前もわからない男女達がひしめきあい、大音量の中で自分を解き放つ。

しかしどんな音でも良いわけではない。


自分が心地よく酔えるサウンドやグルーヴだと察知した客はそのバンドの音の虜になる。



アップテンポの攻撃的なロックこそjunkらしさだと思うし、バラードは女々しくて嫌だとさえ思っていた。
/140ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ