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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第5章 美少女は名監督?
美緒ちゃんが体をいっぱいに使って、グラウンド中に響く大きさでホイッスルを鳴らす。
スタメン組とサブ組に分かれて、三十分間の紅白戦スタート。
池内はサブ組のボランチに置かれた。
正直、俺も池内の参加には戸惑っていた。
だって女の子だよ。遠慮もあるし。
何より、その…部室裏でのこともあるし。
そんな俺の思いは、池内の意外なプレーにあっさり吹き飛ばされた。
ヤスから俺へのパス。近くにいるディフェンスは池内のみ。
ボールを受ける前に池内の位置を確認して、余裕を持ってボールを受けられるはずだった。
俺の視界に何かが割り込んできた。長い髪の毛をなびかせた後姿。
死角から飛び出してきたその人影は、俺へのパスをカットし、そして前線へ鮮やかなパスを送る。
「…池内」
ニヤリ、と例の笑いで池内は俺を見た。
池内の動きは経験者の動きだった。
スタメン組とサブ組に分かれて、三十分間の紅白戦スタート。
池内はサブ組のボランチに置かれた。
正直、俺も池内の参加には戸惑っていた。
だって女の子だよ。遠慮もあるし。
何より、その…部室裏でのこともあるし。
そんな俺の思いは、池内の意外なプレーにあっさり吹き飛ばされた。
ヤスから俺へのパス。近くにいるディフェンスは池内のみ。
ボールを受ける前に池内の位置を確認して、余裕を持ってボールを受けられるはずだった。
俺の視界に何かが割り込んできた。長い髪の毛をなびかせた後姿。
死角から飛び出してきたその人影は、俺へのパスをカットし、そして前線へ鮮やかなパスを送る。
「…池内」
ニヤリ、と例の笑いで池内は俺を見た。
池内の動きは経験者の動きだった。