この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第5章 美少女は名監督?
「何で気付いたんだ?」
今度は池内がヒデに問い返す。ヒデはおいしそうにお茶を一口飲んだ。おいしい狭山茶っていうのが、このへんの名物なんだ。
「試合中の池内さんの指示が的確だったからさ。よく試合の内容や選手のポジションを理解してるなって思ったんだ」
「指示っていうか、あれは罵声やったけどな」
うんうん、と頷くヤマ。ニヤニヤしながら二本目のタバコに火を付ける池内。
だから当店では未成年の喫煙は許可しておりませんってば。
「で? あたしにこれからどうさせたいんだ? 女子は部員にはなれねーぞ」
「うん。そのことなんだけどね」
ひとつ頷いて、お茶を一口啜ってヒデが言った。
「彼女にサッカー部の監督をお願いしようと思うんだ」
「監督!?」
「うん。ウチの弱点のひとつにベンチワークがあると思うんだ。ちゃんとした監督がいないからね。
池内さんなら立場上はマネージャーとしてベンチに入れるし、そこから指示を出してもらえばいい。
池内さん、どうかな?」
「ん~」
少し迷った後、めんどくさい、と池内は答えた。
落胆したヒデの顔に「へへっ」と笑って「ま、しょーがねーか」と続けた。
今度は池内がヒデに問い返す。ヒデはおいしそうにお茶を一口飲んだ。おいしい狭山茶っていうのが、このへんの名物なんだ。
「試合中の池内さんの指示が的確だったからさ。よく試合の内容や選手のポジションを理解してるなって思ったんだ」
「指示っていうか、あれは罵声やったけどな」
うんうん、と頷くヤマ。ニヤニヤしながら二本目のタバコに火を付ける池内。
だから当店では未成年の喫煙は許可しておりませんってば。
「で? あたしにこれからどうさせたいんだ? 女子は部員にはなれねーぞ」
「うん。そのことなんだけどね」
ひとつ頷いて、お茶を一口啜ってヒデが言った。
「彼女にサッカー部の監督をお願いしようと思うんだ」
「監督!?」
「うん。ウチの弱点のひとつにベンチワークがあると思うんだ。ちゃんとした監督がいないからね。
池内さんなら立場上はマネージャーとしてベンチに入れるし、そこから指示を出してもらえばいい。
池内さん、どうかな?」
「ん~」
少し迷った後、めんどくさい、と池内は答えた。
落胆したヒデの顔に「へへっ」と笑って「ま、しょーがねーか」と続けた。