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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第4章 男子の夏
まるでジェットコースターみたいだ。
急上昇したかと思えば急降下。そしてまた上昇。
サッカー部の評判のことだ。
いちばん高いところまで上がって一気に落ちて、また上がる。
ジェットコースターってよりも、ディズニーシーの「タワーオブテラー」か。
とにかく、土曜日の練習試合の翌週月曜日、サッカー部の評判は再び上がっていた。
毎年、埼玉県予選の優勝候補に名前が挙がり、全国でも名前の知られた強豪の武北高校相手に、二対一でのまさかの勝利。
これといって特徴もなければ、結果を残した部活もなく歴史そのものが浅い設立二年目の秋津高校にとって、伝統的にサッカーの強い学校に勝ったとあっては、それはもうお祭り騒ぎみたいなもんだ。
早くも秋から始まる選手権大会の予選に向けて、ブラスバンドにチアガール、応援団が再び結成されていた。
今回は準備期間もたくさんあるから今度の応援は期待してね、とはチアガールの女子の言葉だ。
急上昇したかと思えば急降下。そしてまた上昇。
サッカー部の評判のことだ。
いちばん高いところまで上がって一気に落ちて、また上がる。
ジェットコースターってよりも、ディズニーシーの「タワーオブテラー」か。
とにかく、土曜日の練習試合の翌週月曜日、サッカー部の評判は再び上がっていた。
毎年、埼玉県予選の優勝候補に名前が挙がり、全国でも名前の知られた強豪の武北高校相手に、二対一でのまさかの勝利。
これといって特徴もなければ、結果を残した部活もなく歴史そのものが浅い設立二年目の秋津高校にとって、伝統的にサッカーの強い学校に勝ったとあっては、それはもうお祭り騒ぎみたいなもんだ。
早くも秋から始まる選手権大会の予選に向けて、ブラスバンドにチアガール、応援団が再び結成されていた。
今回は準備期間もたくさんあるから今度の応援は期待してね、とはチアガールの女子の言葉だ。