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痴漢脳小説 ~秋津高校サッカー部~
第4章 男子の夏
「先生?」
はっ、と松木は我に返った。
「どうかしましたか?」
目の前で、膝を畳むようにして扇風機の風に当たっていた少女が、首をかしげてこちらを見ている。
「あ、ああ…何でもないよ」
松木は一瞬にして頭を駆け巡った妄想を気取られまいと、平然とした態度をとって見せた。
それでも、手のひらにびっしょりと汗をかいている。
ズボンに擦り付けて拭いた。
汗に張り付いてズボンの布が引っ張られ、硬くなっている股間に松木は気付く。
そこだけは意志の力で元に戻すことは出来なかった。
「暑さにやられちゃいました?」
確かに、そうかもしれない。普段なら女子生徒に対して、こんな妄想を抱きはしない。
自分の担当するサッカー部のマネージャーに、それもまだ大人っぽさのない体付きの、こんな少女に強姦まがいのことをするなんて。
すくっと加藤が立ち上がった瞬間、扇風機の風がスカートを捲り上げる。
本当に一瞬、スカートの中に白い何かが見えたような気がした。
「すごい汗ですよ?」
気が付けば加藤が目の前に立ち、無邪気なふうで自分の額に手を伸ばしてくる。自然、顔の距離も近い。
「あ、ああ、大丈夫だ。校舎に戻って休むことにするよ。ああ、扇風機のことは頼んだからね」
慌てて加藤の手を振り払い、飛び出すように松木は部室を後にした。
はっ、と松木は我に返った。
「どうかしましたか?」
目の前で、膝を畳むようにして扇風機の風に当たっていた少女が、首をかしげてこちらを見ている。
「あ、ああ…何でもないよ」
松木は一瞬にして頭を駆け巡った妄想を気取られまいと、平然とした態度をとって見せた。
それでも、手のひらにびっしょりと汗をかいている。
ズボンに擦り付けて拭いた。
汗に張り付いてズボンの布が引っ張られ、硬くなっている股間に松木は気付く。
そこだけは意志の力で元に戻すことは出来なかった。
「暑さにやられちゃいました?」
確かに、そうかもしれない。普段なら女子生徒に対して、こんな妄想を抱きはしない。
自分の担当するサッカー部のマネージャーに、それもまだ大人っぽさのない体付きの、こんな少女に強姦まがいのことをするなんて。
すくっと加藤が立ち上がった瞬間、扇風機の風がスカートを捲り上げる。
本当に一瞬、スカートの中に白い何かが見えたような気がした。
「すごい汗ですよ?」
気が付けば加藤が目の前に立ち、無邪気なふうで自分の額に手を伸ばしてくる。自然、顔の距離も近い。
「あ、ああ、大丈夫だ。校舎に戻って休むことにするよ。ああ、扇風機のことは頼んだからね」
慌てて加藤の手を振り払い、飛び出すように松木は部室を後にした。