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面影
第1章 悪夢



『んあっ…んんんっ。はぁはぁ』



『どうしたの?腰浮いてきたけど?』



いつの間にか、雪のように白い
麗の肌は桜色に染まっていて
息も上がっている。

綺麗に梳かしたはずの麗の髪は
ベッドに散らばり、
虚ろな目で俺を見る。



『…んあっ、もうダメっ…
棗っ…お願いっ……』




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