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第9章 突然の転校生

「ねえ……桃子」



「ん？」



「あの約束……覚えてる？私たちが小さい頃交わしたあの約束」



「もちろん……!!」


桃子は何度も何度も頷いてくれた。




良かった……。



今度こそ叶えられるのかな？　


あの約束……。



「未来今まで本当にごめんなさい……。たくさん苦しめた」



「桃子……もういいよ」



「よくない!!私最低だ……うわあああ」



そう言って桃子は、私に抱き着いてきた。