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第9章 突然の転校生

もういいよ……。



悪いと思ってくれているんでしょ？



そんな顔がくしゃくしゃになるほど泣いて…謝って……。



桃子の誠意は十分に伝わった。



「桃子……もう泣かないで？」



「でも……未来」


「私…ごめんって謝られるより、これから仲良くしてくれる方がいい。桃子の笑顔が見たいの」




「未来……」



「桃子の気持ち、伝わったよ。だからもう泣かないで？」