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クラス ×イト
第9章 けつダン 【去河要二】
 乳首にねっとりと舌を這わせ、佐倉先生の右手が俺を掴み、それを上下に揺らした。

「うわ、ああっ……」

 アホみたいな声を出す俺の顔を、くすっと笑い先生が見ている。

「気持ち……いい?」

「いや……つーか、俺……」

「よく……ないの?」

「ち、違っ……う、けどよ」

「違うって……どんな風に?」

「な、なんか……ああっ!」

「どうか……した?」

 そう訪ねながら――

 先生は乳首を「ちゅぱ」と吸いながら、右手の動きを一気に加速させた。


「ヤ、ヤバイ……!?」


 ――ビュル!


「あっ……ああ……」


 さ……最悪だ……。

 コントロールの方法さえわからず、俺は早々に暴発しちまってる。

 俺は快感さえ忘れ、恥ずかしさのあまり、両手で顔を覆った。はっきり言って、佐倉先生に合わせる顔がねえ……。

 しかし――次に聴こえていた、先生の声は――


「気にしなくも、平気」


 とても、優しい響きで――。

 そして――その声と同じくらい優しげな、感触が――


 ――ちゅく。


 出したばかりの――俺の股間に伝わっていた。

「先生……なにを?」

 そう言って、俺が顔を向けると――

「すぐ――大きくして――あげる、からね」


 くちゅ――ちゅぷ、ちゅるる。


 佐倉先生の口が、俺の局部を咥えている――。
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