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クラス ×イト
第9章 けつダン 【去河要二】
 その後、五分くらいか――。

 佐倉先生の口の中で、俺はすっかり復活していた。


「じゃあ、今度は――ちゃんと、ね」

「あ、うん……」

 俺の目を見つめながら、ゆっくりと身体を起こした先生――。

 細い右足を静かに持ち上げ、俺の腹にそっと跨ってゆく――。

 そうしてから、回復してる俺の股間を手で掴むと――

 その先端を、じっくりと自分の処に、すり合わせる――ように――して、から……。


「いい?」


 俺がコクリと頷いた――その瞬間。


 ――ズッ、プ!


「う……あっ!」


 俺は佐倉先生の中に、入って――いた。


「ああんっ……去河くん、凄く……大きい」


「先生……お、俺」


「大丈夫……ゆっくり、しよ」


 そう言って、佐倉先生は腰を、徐々に――

 くびれたお腹を、くねらせるようにして、動かし始めた。

 馴染ませながら、確かめながら、少しずつ激しく、それを続けている。


「あ……あっ……うんっ……」


 それと共に荒くなる、先生の吐息。

 顔を赤面させながら、俺をリードするその姿を見て、俺は思っていた。


 セックスって、気持ちいい自分に溺れてちゃ――それじゃ、ダメなんだ。

 相手を気持ちよくしようとして、相手のことを考えれば、自分本位にイキそうになるのを、俺だって少しは我慢できるはず。


「先生っ!」


「んんっ!?」


 俺は両手で佐倉先生の腰を引き寄せ、初めて自分から腰を突き上げていた。
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