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クラス ×イト
第13章 ぼウそウ 【喜嶋三生】
その仕草から彼女の気持ちを察した僕は、自分のことが恥ずかしくなった。こんな状況で欲望に呑まれたとして、その後に僕に何が残るというのか。
もう少しで墜ちそうになった自分を嘆くと共に、それを救ってくれたのが赤緒さんなのだと僕は思った。
「も、もう、済んだんでしょ。さあ、赤緒さん――帰ろう」
僕はベッドに近づくと、恐る恐るそう声をかける。
「オイオイ、夜はこれからだ。シラケたことを言うなよ」
「その通り。まだまだ、楽しませてもらわなくっちゃねー」
男たちは、口々に勝手なことを言う。
「だけど、これ以上は――」
「見てられないと言うつもりなら、キミだけ帰れよ」
短髪の男が、そう言って僕を睨みつけた。
すると、その時だった。
「待って……」
小声でそう言った赤緒さんが、男の手から身体を離す。そうして、四つん這いで這うようにベッドを進むと、その傍らに立つ僕へゆっくりと近づいて来ていた。
そこから、僕の顔を見上げた彼女は――
「して、あげる……から」
そう囁き、僕の股間に手を伸ばす。
一気に身体を硬直させ、棒立ちになってゆく僕。
「やめっ……ああっ!?」
その晴れ上がった股間を、赤緒さんの右手がゆるりと撫ぜつけて――いた。
もう少しで墜ちそうになった自分を嘆くと共に、それを救ってくれたのが赤緒さんなのだと僕は思った。
「も、もう、済んだんでしょ。さあ、赤緒さん――帰ろう」
僕はベッドに近づくと、恐る恐るそう声をかける。
「オイオイ、夜はこれからだ。シラケたことを言うなよ」
「その通り。まだまだ、楽しませてもらわなくっちゃねー」
男たちは、口々に勝手なことを言う。
「だけど、これ以上は――」
「見てられないと言うつもりなら、キミだけ帰れよ」
短髪の男が、そう言って僕を睨みつけた。
すると、その時だった。
「待って……」
小声でそう言った赤緒さんが、男の手から身体を離す。そうして、四つん這いで這うようにベッドを進むと、その傍らに立つ僕へゆっくりと近づいて来ていた。
そこから、僕の顔を見上げた彼女は――
「して、あげる……から」
そう囁き、僕の股間に手を伸ばす。
一気に身体を硬直させ、棒立ちになってゆく僕。
「やめっ……ああっ!?」
その晴れ上がった股間を、赤緒さんの右手がゆるりと撫ぜつけて――いた。