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クラス ×イト
第13章 ぼウそウ 【喜嶋三生】

「うおおっ、出すぞ!」

「くうっ! お、俺も……もう、イクっす」

 赤緒さんのアソコや口で快楽を得た挙句に、獣のように荒れ狂った男たちの放つ精液。それが彼女の胸やお腹を汚した。

 激しい息遣いで肩や腹筋を揺らし、淫らな行為を終えた三人がベッドの上にグッタリと横たわる。

 暫くして最初にその余韻から脱した短髪の男が、僕に視線を向けた。ニヤッと嫌らしく笑った顔を見て、僕は思わず怯えている。


「次――キミの番でいいよ」

「え……?」

「ホラ――遠慮することないだろ。この女が、言い出したことなんだぜ」

 そう言って男は、脱力している赤緒さんの身体を引き起こすと、後ろから抱き上げるような体勢で彼女の両膝を掴み、脚を大きく開脚させた。

「あ……あ……」

 間接照明の中で、怪しく光る――彼女の秘部。

 僕の想いを寄せた赤緒礼華が、今――僕を迎えようとするかのように、その全てを顕わにしていた。

 僕はゴクリと、唾を飲み下す。

 その時、そんな僕と不意に視線を重ねて――


「いや……」


 小声でそう発した赤緒さんは、紅く染めた顔をそっと背けていた。
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