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クラス ×イト
第4章 けツらク 【藍山栞1】
小説を冒頭から読み進めた私は、次第に胸の揺らぎを憶える。
それでも、こんなことは……。
こんな自分は、とても嫌い。だけど、止まれない――。
「ん……はぁ……」
彼の連ねる文章から、溢れ出す私への好意を感じながら……。
私はこの夜も――自分自身を慰めていた。
私の左手は胸を触れ。硬くなった乳首を、弾いたりして――。
右手は下着の中を滑り入り。徐々に怪しく、指先であの音を奏でてゆく――。
きゅっと結んだ口から、徐々に吐息が漏れ出す。
「あっ……ん、ん……あ、ああ…………んんっ!」
キシキシと椅子を揺らしながら、私は両手を用い自分の敏感な箇所を頻りに弄り続けた。
私はとても――イヤらしい子。
そうしながらも――今日、保健室で会った乾くんの顔を想い浮かべている。
あの時――
『小説を――書いてよ』
私が期せずして口にしたのは、そんな言葉。
【けツらク――了】
それでも、こんなことは……。
こんな自分は、とても嫌い。だけど、止まれない――。
「ん……はぁ……」
彼の連ねる文章から、溢れ出す私への好意を感じながら……。
私はこの夜も――自分自身を慰めていた。
私の左手は胸を触れ。硬くなった乳首を、弾いたりして――。
右手は下着の中を滑り入り。徐々に怪しく、指先であの音を奏でてゆく――。
きゅっと結んだ口から、徐々に吐息が漏れ出す。
「あっ……ん、ん……あ、ああ…………んんっ!」
キシキシと椅子を揺らしながら、私は両手を用い自分の敏感な箇所を頻りに弄り続けた。
私はとても――イヤらしい子。
そうしながらも――今日、保健室で会った乾くんの顔を想い浮かべている。
あの時――
『小説を――書いてよ』
私が期せずして口にしたのは、そんな言葉。
【けツらク――了】