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第2章 成長

そしてテバイという国(ヘラクレスの出身地)が、戦争に負けて、毎年１００頭の牛を敵に貢がされていることを知りました



「うむ、これは芳しくないな。なんとかしないといけないね」


ヘラクレスは自分の考えを行動に移し、敵国に戦争を仕掛けて散々に打ち敗ってしまったのです



「ま、まいりましたぁぁあ。これで勘弁してください！」


と、逆に毎年２００頭の牛をテバイに貢がせることにしたのである。



ヘラクレスの働きに、テバイの敗戦が帳消しになり、更に敵国からの貢物が倍に！！



「よくやった！！！ヘラクレスよ、君には私の大切な娘と結婚することを許そう」


これには、テバイの王様、大喜び！



娘のメガラをヘラクレスに嫁がせました



ヘラクレスはテバイの王妃メガラと結婚し、3人の息子をもうけ、幸せに暮らしましたとさ！




めでたしめでたし！







………って！！



ハッピーエンドで終わるはずがないでしょ！！



(そうだった…ヘラ様…忘れてた ーー；)