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第5章 3．ケリュネイアの鹿の生け捕り

次なる作戦は…

「作戦などない！我慢くらべだ！」

と、アルテミス女神の怒りに触れない為にとてもデリケートなお仕事がとても苦手だったヘラクレス


ん？親分の思惑通り？


というより、ラスボスヘラ女神でこりごりなヘラクレスにとっては、女神絡みのお仕事はとても気を使うお仕事のようで。


結局、丸１年牝鹿さんを追いかけ回す羽目になったのです



「もぉ〜追いかけて来ないでよー！」

と、牝鹿さんの心の叫びも虚しく、走り疲れてバテバテ、ヘトヘトな牝鹿さんを見事捕らえたヘラクレス


我慢くらべ勝利！


ヘラクレスは疲れ果てた牝鹿さんを担いで親分の元に帰還する帰り道て事件は起こった


「よし、今度はちゃんと１人でやってのけたし、勤めはクリアしたかな？あと８つかぁ…」


「ちょっと！何してるのよ！！あなたが担いでるそれって私の牝鹿じゃないのかしら？！」

ドッキーーン！！！


振り返るとアルテミス女神の殺気がプンプン…


絶体絶命のピンチだよヘラクレス！！