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第14章 12．冥界の番犬ケルベロスの生け捕り

そんな時、救いの神がやってきた！

知の女神アテナと伝令神ヘルメス
(冥界に死者の魂を導くのも仕事の１つ)

ゼウスの子供なんで、皆兄弟みたいなもんですね♪

ラッキーな事に、この御二方が冥界の入り口まで導いてくれたのである

そして、入り口付近でヘラクレスがなにかを発見！

「テセウスじゃんどうしたの？」

なんと！親友のテセウスを冥界で発見！

「いやぁ〜まぁ…ここから出して欲しいな…」

実はテセウス、ハデスの奥様ペルセポネを連れ去りにやってきたのですが、逆にとっ捕まった馬鹿マヌケぶり

「しょうがないな」

と、ヘラクレスに運良く解放されたのでした


あっ、変な奴見つけちゃったけど、ここからがメイン！

ハデスのケルベロスを無許可なまま連れて帰るとか、ましてや傷物なんかにしたら、ラスボスなんかよりもっと酷い仕打ち(お仕置き)が待っている！
(それも面白そう)

なんで…冥界に着くや否や早速ハデスに目通り

「すんませーん！ケルベロス連れて帰りたいんですけど〜」

と、ハデスに事を伝えました

すると

「武器を使わずに捕まえられたら、連れて帰ってもいいよ」

あらま！ハデス様お優しい♪


ってなわけで、要約すると素手で捕まえる事を条件に、ケルベロス捕獲の許可を取りつけるのであった！

こうなると…ヘラクレスの得意分野。


モンスターよりモンスター度の高い、一応…英雄？ヘラクレスは、ケルベロスの三つの首をギューーーっと絞めあげダウンさせた！


そのまま地上(親分の元)に連れて帰りましたとさ！