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人生苦の方が多いぜぃ!!byヘーラクレース
第14章 12.冥界の番犬ケルベロスの生け捕り
連れて帰ったはいいが、あんまりにも獰猛な為、誰も扱うことが出来ず、結局、ヘラクレスが冥界に送り返したとか……。
まぁそんなトラブルはありましたが無事に、我が子を殺した罪を償う事ができたのです!(パチパチ)
ちなみに、ケルベロスが地上に連れてこられた時に初めて太陽をみて「ぐほっ、眩しいぜ!」と思い、半開きの口から垂れた唾液が地上に落ち、それが毒の花トリカブトになったんだとか。
それと、ここからは聞き流してくれれば良いんですが、これにてエウリュステウス王から解放されたヘラクレス。
エウリュステウス王、よほどヘラクレスが嫌いだったのかのヘラクレスの死後、ヘラクレスの子供達を必要以上に迫害しまくるんです。
(やっぱラスボスみたいだ)
で、子供達は従者イオラオス(ヒュドラー退治の時手伝ってくれた人)と共に逃避行。
テセウスの息子であるアテナイ王に保護されるんです!
(やっぱ持つべきものは友かな!)
長くなってしまいましたが、12の試練も完結です。
これだけがヘラクレスの生き様ではありません。
ここからもヘラクレスの物語は続いていくんですが、次章からは作者が面白いと思うミニストーリーとヘラクレスの死までを描いていきますので、もう少しお付き合いよろしくお願いします!