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第15章 番外編

そんな時、１人の女性が名乗りを上げました

「私が身代わりになりますわ…どうかアドメトス王をお救い下さい…」

その女性の言葉に

「まった！それはならん！！絶対にならんぞ！！」

それに待ったをかける男、アドメトス王でした


なぜならば、名乗りを上げた女性は、アドメトス王の最愛の王妃アルケティスだったのです


しかし、名乗りを上げた事でアポロン神との約束は成就されてしまうのです…


アドメトス王の命と引き換えに、最愛の王妃アルケティスを失った悲しみは当然大きかったのです


悲しみに暮れるお城に、何も知らないお友達のヘラクレスが訪れました


ヘラクレス「おーい！なんかこの城暗くないか？アドメトスどうかしたのか？」

王「おぉ、ヘラクレスじゃないか！何にもない事が暗く見える原因かもしれないな。ささっ、君は客人だ。こんな暗い空気を吹き飛ばすくらいの宴会を開こう！」


という事で宴会が開かれました


ヘラクレス「酒が足りぃぃ〜ん！もっともってこ〜い！」

召使「…はい…」

ヘラクレス「やっぱなんか暗いよな、おい、何があったんだよ、言いな！」

って事で召使から事情を聞いたヘラクレス


ヘラクレス「なんだって！そんな大変な時に僕ときたら…なにかできる事はないだろうか…よし！」


反省した後、なにかを思いついてヘラクレスは宴会の場から抜け出しました


そして…