この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
はじめてをきみに
第2章 据え膳が前のめり

「はっ……、亜衣……」


快感に溺れた遼平の濡れた瞳に見つめられ、それだけであそこがきゅんとした。蜜がとろりとあふれ、太ももを伝う。


それと同時に、胸の奥底からふつふつと湧き上がる欲望を、あたしはしかと自覚した。


――遼平に、もっと、もっと、気持ちよくなってほしい。


「あっ、そんな、亜衣、だめだ、って、」


突然のことに慌てる彼を無視して、目の前でそり立つそれの根本を手で押さえた。


先走りや、あたしの唾液でどろどろのそれを、ゆっくりと、奥までくわえ込む。


熱くて、かたい。


「んぅ……」


ぜんぶくわえ込んだら、それが口の中でピクピクと震えた。

その裏筋に、舌を添わせる。そのままゆるゆる頭を上下に動かすと、遼平の切なげな声が頭上から降ってくる。


「んっ、あ、それやばいって、」


彼はどうやら、本気で焦っているようだった。


あたしの頭を両手で掴んで、これまでの抵抗の中でもいちばんの力でやめさせようとする。


けれどあたしは応じなかった。むしろ、より激しい愛撫で返した。


だって、気づいていたから。遼平の腰が快楽を求めて、ゆるゆると突き上げるように揺れていることに。


理性では隠せない部分。遼平の本能。


もっと、見せてほしい。



/104ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ