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第1章 生業

ホテルに着いて部屋に入り、私はコートをハンガーに掛けて、男の上着も預かった。

男にバレない様に上着の内ポケットを確認すると、長財布らしき物が確認出来た。

上着をクローゼットに掛けて、私は男の隣に腰掛けた。

しばらくの沈黙の後、男は私にキスしてきた。

お互いの舌を絡め、激しく求め合う。

首筋に舌が這っていき、私は思わず声を漏らした。


「あっ・・はぁ・・」

服の上から乳房を揉まれ、私は恍惚の表情を浮かべる。

男の呼吸が荒くなり、勃起しているのが分かる。

私は男の手を遮り、「先にシャワーを浴びさせて」

と言って、バスルームに向かった。