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従わない奴隷
第10章 20代、ミキ
あきらかに
様子のおかしい
電話の応対で

ユウリは
部屋にいると
確信していた




奴隷の仕事が


ばれたんだろうか・・・・






そんな
不誠実な男を

もう



部屋には

入れたくないんだろうか・・





「もしもし?

ライキさん?」





「あっあぁ・・

あ~そ~だったな

今日は火曜だったな
忘れてたよ

わりぃわりぃ

んじゃ、また明日な?」










「・・・・はい」





「じゃ~な~」



ピッ

















ユウリの返事は

遅くて

小さな声だった






その「はい」が

頭から離れなくて



俺は

駐車場から

ユウリの部屋の

小窓を

見つめていた





ただ

一点を見つめたまま




明日は

会えないんじゃないかって

思ったりした




もう

二度と

会ってくれないんじゃ

ないかって

思ったりした





数秒で

色んな事を
考えられるはずの脳は




何時間も
たっているのに

同じことしか
考えられない脳に変わった








何時間
そうしていたんだろう



ユウリの部屋の

電気が消えて



小窓からも

灯りが消えて





俺は

車のエンジンをかけた








ユウリが

俺に居留守を

つかったことは

明らかになった





その時

分かったんだ
















ユウリが







好きみたいだ











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