この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
従わない奴隷
第11章 俺とバイトとユウリ
いつもより
早い時間に
携帯が鳴った
ユウリからだ
もう終わったのか・・
「ユウリ、もう終わったのか?」
「はい」
「すぐ行くから
ちょっと待ってろよ?」
「はい」
いつも通りに
なるべく
普通に
できるだけ明るく
ユウリを
妹のように
そう
心の中で
つぶやきながら
車を
姉貴の店まで回す
店の前に
姉貴と立っているユウリ
ユウリは
紙袋を持って
立っていた
目の前に車を停めて
窓を開け
ユウリに乗れよ
と、合図した
「ライキ」
「なんだよ」
「今日で卒業したから」
「え?」
「ユウリちゃん
今日でメイクレッスン
卒業よ」
「おぅ、そうか」
悪いことは
続くもんで・・・
約束無しに
会える水曜日のチャンスも
俺の手から
こぼれて落ちてしまった
「ユウリちゃん
よく頑張ったんだし
今日は早く終わったから
お祝いにご飯でも
食べにいったらどお?
ね、ユウリちゃん
お腹すいてるのよね~?」
「そう・・なのか?」
「・・・はい」
「そうだな
メシでも行くか
んじゃ、姉貴またな」
「な~んか
寂しいわね~~
あんたは
どーでもいいんだけどさ
ユウリちゃんに
会えなくなるの
寂しいわ~」
「あ、あの・・・
また、来ます
髪・・・切りにきても
いいですか?」
「いいわよ
いいわよ!!
大歓迎!
いつでもいらっしゃい」
「はいっ」
ユウリの
久しぶりの
笑顔だった
なんか
ひとりで
うじゃうじゃ考えて
無口になってた自分を
後悔した
ユウリが
笑ってられたら
それで
いいじゃねぇか
永遠の
俺の・・・妹。
早い時間に
携帯が鳴った
ユウリからだ
もう終わったのか・・
「ユウリ、もう終わったのか?」
「はい」
「すぐ行くから
ちょっと待ってろよ?」
「はい」
いつも通りに
なるべく
普通に
できるだけ明るく
ユウリを
妹のように
そう
心の中で
つぶやきながら
車を
姉貴の店まで回す
店の前に
姉貴と立っているユウリ
ユウリは
紙袋を持って
立っていた
目の前に車を停めて
窓を開け
ユウリに乗れよ
と、合図した
「ライキ」
「なんだよ」
「今日で卒業したから」
「え?」
「ユウリちゃん
今日でメイクレッスン
卒業よ」
「おぅ、そうか」
悪いことは
続くもんで・・・
約束無しに
会える水曜日のチャンスも
俺の手から
こぼれて落ちてしまった
「ユウリちゃん
よく頑張ったんだし
今日は早く終わったから
お祝いにご飯でも
食べにいったらどお?
ね、ユウリちゃん
お腹すいてるのよね~?」
「そう・・なのか?」
「・・・はい」
「そうだな
メシでも行くか
んじゃ、姉貴またな」
「な~んか
寂しいわね~~
あんたは
どーでもいいんだけどさ
ユウリちゃんに
会えなくなるの
寂しいわ~」
「あ、あの・・・
また、来ます
髪・・・切りにきても
いいですか?」
「いいわよ
いいわよ!!
大歓迎!
いつでもいらっしゃい」
「はいっ」
ユウリの
久しぶりの
笑顔だった
なんか
ひとりで
うじゃうじゃ考えて
無口になってた自分を
後悔した
ユウリが
笑ってられたら
それで
いいじゃねぇか
永遠の
俺の・・・妹。