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従わない奴隷
第1章 30代、マリ
そう言って
マリは
目を閉じて
俺の手を
ぎゅうっと
握った
「なぁ、マリ?」
「・・・・」
泣いてしまったみたいで
返事がない
目を閉じるマリを
鏡ごしで見つめながら
俺は
話を続けた
「そんなの関係ねぇ
残念だけどな
俺が今日
ひどくお前を
傷つけたとしても
お前の記憶は
かわらねぇよ
余計に
前の彼が
よかったって
思うに決まってる
性欲なんか
関係ねぇ
セックスだけが
好きだったんじゃ
ねぇだろ?」
マリは
黙ったまま
頷いた
「オナニーくらい
すればいいじゃねぇか
悪いことじゃねぇ
みじめになるのは・・
男の俺には
わかんねぇけど。
自分でするのが
みじめなら
俺がやってやっけどさ
してもらいたいのは
俺じゃねぇだろ?
俺じゃねぇなら
自分でした方が
ましだ」
マリは
目を閉じて
俺の手を
ぎゅうっと
握った
「なぁ、マリ?」
「・・・・」
泣いてしまったみたいで
返事がない
目を閉じるマリを
鏡ごしで見つめながら
俺は
話を続けた
「そんなの関係ねぇ
残念だけどな
俺が今日
ひどくお前を
傷つけたとしても
お前の記憶は
かわらねぇよ
余計に
前の彼が
よかったって
思うに決まってる
性欲なんか
関係ねぇ
セックスだけが
好きだったんじゃ
ねぇだろ?」
マリは
黙ったまま
頷いた
「オナニーくらい
すればいいじゃねぇか
悪いことじゃねぇ
みじめになるのは・・
男の俺には
わかんねぇけど。
自分でするのが
みじめなら
俺がやってやっけどさ
してもらいたいのは
俺じゃねぇだろ?
俺じゃねぇなら
自分でした方が
ましだ」