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従わない奴隷
第1章 30代、マリ
すると
マリは目を開けて
鏡越しじゃなく
俺の方に
顔を向けて
俺の目を
じっと見つめて
つぶやいた
「自分のほうが・・まし?」
俺も
鏡越しじゃない
マリを見つめて
返事をした
「あぁ。
お前は、好きだった彼に
抱かれたから
気持ち良かったんだろ?
愛されてたから
愛してたから
幸せだったんだろ?
だから
また抱かれたいと
思うんだよ
好きでもない
なんだか
よくわかんねぇ
俺にしてもらって
気持ちいいのか?」
「・・・・」
「目的がな
遊びならいいんだよ
気持ちよく
遊びたいならな
それもいいよ
でも
お前が求めてんの
そーじゃねぇだろ?
だから
俺が抱いたら
あとで
泣くにきまってる
自分でやっても
泣いてんのかも
しんねぇけど
それよりもっと
泣くんじゃねぇの?
だから
マシ。
自分でする方が
マシなんだよ」
「・・・マシ・」
「そう、マシ」
マリは目を開けて
鏡越しじゃなく
俺の方に
顔を向けて
俺の目を
じっと見つめて
つぶやいた
「自分のほうが・・まし?」
俺も
鏡越しじゃない
マリを見つめて
返事をした
「あぁ。
お前は、好きだった彼に
抱かれたから
気持ち良かったんだろ?
愛されてたから
愛してたから
幸せだったんだろ?
だから
また抱かれたいと
思うんだよ
好きでもない
なんだか
よくわかんねぇ
俺にしてもらって
気持ちいいのか?」
「・・・・」
「目的がな
遊びならいいんだよ
気持ちよく
遊びたいならな
それもいいよ
でも
お前が求めてんの
そーじゃねぇだろ?
だから
俺が抱いたら
あとで
泣くにきまってる
自分でやっても
泣いてんのかも
しんねぇけど
それよりもっと
泣くんじゃねぇの?
だから
マシ。
自分でする方が
マシなんだよ」
「・・・マシ・」
「そう、マシ」