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従わない奴隷
第12章 ユウリと今野
落ち着かせたかったのに
ユウリの緊張は
増したようで
それから
店に着くまで
ユウリの口数は
少なくなっていた
慣れた女なら
あんなことすると
照れて
喜んで
いい顔すんだけどな
ユウリを
そんな顔にする方法を
知りてぇよ
俺。
それから
パンケーキの店で
軽く腹を満たせて
ユウリの部屋に向かった
今野と会うまで
あと2時間しか
残っていなかった
「ユウリ」
「はい」
「待ち合わせの場所まで
送ってやるよ」
「え?
い、いいですいいです
近いから
大丈夫ですから」
「いいよ
送ってやるよ」
「でも・・」
「さっきの・・・
さっきのパンケーキ
甘かったから
お前のお茶
飲みてぇんだよ
だから
飲んだら
送ってやる」
「あ・・・はい」
このまま
帰りたくなかった
どうしても
今野の顔が
見たかったんだ
ユウリの緊張は
増したようで
それから
店に着くまで
ユウリの口数は
少なくなっていた
慣れた女なら
あんなことすると
照れて
喜んで
いい顔すんだけどな
ユウリを
そんな顔にする方法を
知りてぇよ
俺。
それから
パンケーキの店で
軽く腹を満たせて
ユウリの部屋に向かった
今野と会うまで
あと2時間しか
残っていなかった
「ユウリ」
「はい」
「待ち合わせの場所まで
送ってやるよ」
「え?
い、いいですいいです
近いから
大丈夫ですから」
「いいよ
送ってやるよ」
「でも・・」
「さっきの・・・
さっきのパンケーキ
甘かったから
お前のお茶
飲みてぇんだよ
だから
飲んだら
送ってやる」
「あ・・・はい」
このまま
帰りたくなかった
どうしても
今野の顔が
見たかったんだ