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従わない奴隷
第13章 俺の心とユウリの心
そうだったのか・・・
ミキを
彼女と勘違いしてたから
だから
居留守使ったり
車乗るときも
助手席に
乗っていいか
なんて聞いたり
最近のユウリは
「ライキさんがいいなら・・」
が口癖だった
「ユウリ」
「は、はい」
「なんで・・
なんで
なかなか
解除できなかったんだ?」
俺はまた
クッションに
顔を半分
うめてしまったユウリの
顔をのぞき込んだ
「・・・・・」
「ん?」
俺は
ユウリの口元が
見える所まで
クッションを押え
ユウリの目を
見つめた
その唇で
言ってくれよ
ライキさんの
恋人で
ずっといたかったから
って・・・・