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第13章 俺の心とユウリの心

「・・・ほんと？」




「あぁ、ほんとだ

する振りをしただけで
してねぇ

本物の彼に
ヤキモチやかせたくて
仲いいふり
させられてただけなんだよ」




「や、やだ

じゃあ・・私・・・」




「ん？」






「勘違い・・してました


私には

あの・・


最初に恋人役を
お願いした時


キ、キスとか

しなかったから




だから




本当の

恋人だと



思っていました・・」







「俺に

恋人はいねぇよ

ユウリ」








「そ、そーなんですか…



私、勘違いしちゃって


ライキさん
彼女さんがいるのに

助手席に
乗っていーのかなぁ〜とか


部屋に
来てもらっても
いいのかな・・・とか



食事に
行ったりして


いいのかなって・・・




いろいろ…



考えちゃい…ました…



この前
今野さんと会う時
恋人役
してもらった時も…


気に

なってました



彼女さんが
見てたらどうしようとか


彼女さんに
悪いな…とか


でも


でも


なかなか





私






解除




できなくて・・」