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従わない奴隷
第13章 俺の心とユウリの心
「どうぞ、レイコ様」
「(笑)やめてよ」
軽く乾杯をして
良く冷えた
赤ワインを
飲んだ
「赤を冷やすのが
好きなの
邪道だって
金持ちの人たちには
笑われるけどね」
「うん、うまいよ」
「セックスじゃないわね」
「え?」
「あたしのカラダ
全然見ないもの
したい訳じゃなさそう」
「で?」
「どうせ
お・ん・な・の・こ
の事でしょ?
あたしのとこに
くるんだもの
玉砕する気になったか
それとも
奴隷の仕事のこと
やっぱり気になって
言えなくて
愚痴りたい
とか?」
いったい
なんなんだよ
おめーは
「当たりか~~」
「うるせぇ」
「当たったんだからさ
おんなのこの
写メくらい
見せなさいよ」
「そんなのねぇよ」
このとき
もう俺は
二杯目のワインを
飲みほしていた