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従わない奴隷
第13章 俺の心とユウリの心


コンコン



「どうぞ」



「わりぃな」



「悪いと思ってんなら
来ないでくれない?」



「ひでぇな(苦笑)」



「さ、入って」



「さんきゅ」




部屋は
めちゃくちゃ
片付いていた

レイコが住んでる
部屋とは
思えね~な・・・




「で?どした?

ん~・・・・・」





「なんだよ

そんなじっと見るなよ」





「当ててあげる」





「何を」





「何しに来たのか」





そう言って
レイコは
冷蔵庫から
ビールとワインを手に取り

俺に見せて

どっち?

って聞いた




「ワイン」



ビールなんて
あまっちょろいもんじゃなく

早く酔えるものがよかった




グラスと
ワインをテーブルに置き

レイコは
ソファーに
深く座った



開ける気も
注ぐ気もないみたいだ



仕方なく
慣れた手つきで
ワインを開け
グラスに注ぐ





その間




俺は




めっちゃ
レイコに


ガン見されていた
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