この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
従わない奴隷
第2章 20代、ユウリ
俺は
ユウリを助手席に乗せて
ある場所に向かった
「いらっしゃいませ~~」
「ようっ」
「な~んだ、ライキか」
「なんだとはなんだよ
客連れてきてやったのに」
「あ、あら・・・
女の子連れてくるなんて
珍しいじゃない
いらっしゃいませ」
と、ユウリに
笑顔を見せたのは
俺の姉貴だ
ココは姉貴の
やってる美容院
「清楚な
可愛い系にやってくれ
化粧もな
控え目な
清純系でよろしく
髪は
めっちゃゆる~い
巻き髪がいいなぁ」
「あ、あの・・
ライキさん、私・・」
何がなんだか
わかんねぇユウリは
助けを求めるような
顔、してやがる
「言うこと聞けっつったろ?
これ、俺の姉貴。
大丈夫だから
おとなしく
座ってろ」
「・・は、はい・・」
ククッ
なんか
面白くなってきたぞ
「えっらそうに
ごめんねぇ?
昔から
態度デカのよコイツ。
ま、
かわいくしてあげるからさ
こっち座って?」
「す、すみません・・・」
「姉貴
俺、他に
準備するものあっから
やっといてくれよな
んじゃ、あとで」
俺は
ユウリを姉貴に任せて
また車を走らせた