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従わない奴隷
第14章 ユウリの恋人役
「それとも

どっか行きたいとこでも
あったか?」



恋人に
憧れてんだ

どこか
行きたいとこ
あったんじゃ・・



「・・・・・・」



クスッ


しゃべったら
心臓が口から
出るとでも思ってんじゃね?


頬に触れてる
俺の手が気になるのか
ユウリは一言も
しゃべらなくなっていた



ユウリに
しゃべって欲しくて

うつむいてしまった
ユウリの顔が見たくて

俺は
仕方なく
ゆっくりと
頬から手を放し

ユウリの顔を
覗きこんで
もう一回
聞いてみた





「行きたいとこ
あるか?」




「あ、あの・・・」




「なんでも言ってみ?」




「あの、どこでも
いいんですけど」





「あぁ」






「イルミネーションが・・

・・・見たいです」




あぁ
いいな



寒い夜に
イルミネーション見て

うれしそうに

笑う




そんなユウリが

目に浮かんだ



イルミネーションに
興味はねぇけど


それを見る
ユウリが
見たいと思った




「あ~

俺も見てぇなぁ」




「ほんとですか!」




なんだよ
キラキラした目で
子供みたいに




「あぁ、すっげぇ見てぇ」




お前を。







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