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従わない奴隷
第15章 俺と仕事
「触れたくて・・・
触れたら
もっと触れたくて・・・」
左手で
ユウリの手を
握ったまま
俺は
ユウリの
柔らかな髪を
右手で
優しくふれた
「髪・・・綺麗だな・・」
なんどか
優しく髪をなでて
ユウリの頭を
そっと
自分の方に
引き寄せた
「もっと触れたくて
たまんなくて・・・・」
うつむいたままの
ユウリは
ゆっくりと
俺に近づき
ユウリの
おでこが
俺の
喉元に
優しく
ぶつかった
「そしたら
抱きしめたくなるんだ
どこに行くとか
そんなんじゃなくて
なんか
溢れ出る
想い
みたいなさ・・・」
ユウリの
おでこが
ぶつかって
俺の顎を
優しく
ユウリの頭の上に置いて
俺は
目を閉じた
俺
もっと
お前に触れたい