この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
従わない奴隷
第16章 ライキさん、ごめんなさい
「な、なんでって…」
まつ毛を
震えさせるよーな
ユウリに
こんな
こんな汚れた俺が
ファーストキスなんか
だめだろって…
「まぁ、察しはつくけどね」
「……」
「もぉ、ぜんっぜんダメ。」
「はぁ?」
「あんたさ
自分の心隠しすぎ」
「………ど、どーゆーことだよ」
「まず
恋人はどこに行くか
じゃなくて
心で寄り添うもんだ
みたいな
おしゃべりで
減点20。」
「はぁ?!
だってそーだろーが!」
「だからバカなのよ。
ユウリちゃんは
叶わない恋だと思い込んで
あんたに恋人役を
お願いしたんでしょ?
それなのに
ハートが大事みたいに言われたら
契約なんて
薄っぺらくて
俺はお前と
付き合ってやってるだけって
言ってるよーなもんじゃないの」
「だって、それは…」
「そーよ
心で寄り添うって
本当のことよね?
ライキが
ユウリちゃんを
好きだって
伝えていれば
ユウリちゃんは
感動して
泣いてたと思うわよ」
「………」
まつ毛を
震えさせるよーな
ユウリに
こんな
こんな汚れた俺が
ファーストキスなんか
だめだろって…
「まぁ、察しはつくけどね」
「……」
「もぉ、ぜんっぜんダメ。」
「はぁ?」
「あんたさ
自分の心隠しすぎ」
「………ど、どーゆーことだよ」
「まず
恋人はどこに行くか
じゃなくて
心で寄り添うもんだ
みたいな
おしゃべりで
減点20。」
「はぁ?!
だってそーだろーが!」
「だからバカなのよ。
ユウリちゃんは
叶わない恋だと思い込んで
あんたに恋人役を
お願いしたんでしょ?
それなのに
ハートが大事みたいに言われたら
契約なんて
薄っぺらくて
俺はお前と
付き合ってやってるだけって
言ってるよーなもんじゃないの」
「だって、それは…」
「そーよ
心で寄り添うって
本当のことよね?
ライキが
ユウリちゃんを
好きだって
伝えていれば
ユウリちゃんは
感動して
泣いてたと思うわよ」
「………」