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従わない奴隷
第16章 ライキさん、ごめんなさい
ラウンジ





「じゃ、あたしそろそろ。」



残りのコーヒーを
飲みほして
レイコは
ソファから立ち上がった



「あぁ…

ありがとな
レイコ…」




「ライキ?」




「ん?」




「あたしはね

感謝してるのよ?」




「なにが」









「あんたが


キスしなかったこと



あの時…



くちびるじゃなく


あたしの頬に
キスしたこと





ライキが
全てを話せば

ユウリちゃんも
必ず

あなたに
感謝する




あたしが保証するわ









だから







頑張って」






そう言ったあと
レイコは振り返り

その場から
立ち去っていった








俺は


カラダが沈むソファから
立ち上がることが出来ず



ただじっと




携帯を見つめていた








ユウリからの



返信が来ない携帯を







ただじっと見つめていた









それはまるで


今日、ユウリを悲しませた
俺への罰のように





携帯の鳴らない時間が


拷問のようだった




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