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従わない奴隷
第18章 ユウリと唇

音を立てないように
湯呑をテーブルに置き


眠ってるみたいな
ライキさんに


私の肩にかかってる
ブランケットを
そっと、かける




ライキさんも

眠ってなかったのかな・・





「あ・・・やっべ・・」




ライキさんの
顔をのぞきこんでたら

突然
ライキさんが起き上がり


急いで



少し
はなれた





「あ、す、すみません

起こしちゃって・・」





「いや、いいんだ

お茶、飲みたかったから


なんか
ほっとして


寝ちまった(笑)


昨日
結局

寝てねーから(苦笑)」





やっぱり・・・





「ごめんなさい」





「クスッ

あやまんなよ


俺の勝手なんだから。

ユウリも
寝てねーだろ?


それは
俺の責任だ

俺こそ
ごめんだな(苦笑)


さぁ
お茶、飲もうぜ

また冷めちまう」






「あ…はい」






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