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従わない奴隷
第19章 俺の部屋
駅前に
車を走らせると

改札の
隅っこに
立ってるユウリが見えた


ヤッベ
遅刻した



ロータリーを
一周して
ユウリの近くに
車を停めると


ユウリは
すぐ
気が付いて

ニコニコしながら
小走りで
俺に近づいた




なんちゅう
かわいさなんだ




「ごめんな
遅くなった」



「大丈夫です」




ユウリに会ったのは
久しぶりだった


姉貴の店に
行った日から
会ってなかったんだ


木曜は料理教室で
金曜はユウリが残業
土曜は俺が仕事とバイトで
時間がなかった



つまり


ユウリの胸
触ってから

会ってなかったんだ




「車、乗って?」



「はいっ」




触ったって言っても
コートの上からで




「すぐ着くから」




まぁ
なんとなく
予想してた
大きさなのかな・・・と


思っただけで




「はい」




そんなことを
考えながら


ずっと笑顔な
ユウリを見て


俺は
顔がゆるみっぱなしだ






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