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第19章 俺の部屋

「あっ

す、すみません

ライキさん
ごめんなさいっ」



でも
すぐにユウリは
俺から
離れてしまった




「なんだよ

うれしかったのに」




「？」




「ユウリに

抱きつかれて
うれしかったのに」





「あ・・・」





「わかった

ユウリに
抱きついてもらいたかったら
唇、舐めればいいんだな？」





「え、あ・・

それは・・・」





「そんなことしなくても

抱きついてくれるように
なってくれよな？」




そう言って
ユウリの手を解放して
ユウリの肩に
手を回した




「ライキさん・・」




「ん？」




「汚して・・ごめんなさい」




そう言いながら

ユウリが
俺の胸元を触った



俺の着ている
シャツに
ユウリの口紅がついていた



そんなこと
気にしねぇよ、ユウリ




お前が
俺に触れてること以外

なんも

気にならねぇよ




俺。