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従わない奴隷
第20章 小さなベッド


こーゆーとき

男に生まれて
ほんと良かった


と、時々思う。



女は
化粧したりすんの
時間かかるけど

風呂から
上がってからも
何かとやることが
色々ある


らしい。



ユウリは
さほどでもないが

やっぱり
長い髪を
乾かすのは
時間がかかってる



俺は
もうとっくに
寝る準備ができて


布団の中。




まちぼうけだ。




ゴロゴロしたり
ユウリを見たり
携帯いじったりしながら


ユウリを待つ




そして

ユウリが
やっと
ドライヤーのスイッチを
止めた




「おわった?」




「はい」




「よっしゃ!」




俺は
飛び起きて
ベットの上あぐらをかき


ユウリに向かって
右手を出した




「おいで」



てか
ユウリのベットだけど




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