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真実アイロニー【完結】
第10章 衝動的。


マンションの二階。
築何十年も経ってるけど、最近リフォームしたからか見てくれは綺麗だ。

エレベーターがないのが、ちょっとアレだけど。
二階だから耐えられているようなモン。

これ、最上階だと毎日しんどいと思うな。


鍵を開けると、部屋の中へと案内する。
小早川はおずおずと中へと足を踏み入れた。


やっぱり無表情で何を考えてるのかはわからなかったけど。



「どうぞ。少し汚いけど」


さっきまで掃除してたから、そこまで散らかってはいない。
よかった。掃除してて。


小早川は一度部屋の中を見渡すと、テーブルの前にちょこんと座った。



「思ってたより、綺麗でした」

「本当?よかった。あ、何か飲む?って言っても麦茶しかないけど」

「何でも大丈夫です」

「そう」



俺は麦茶をコップに注ぐと、テーブルに置いた。
俺のと小早川の分。


お礼を込めてなのかぺこっと頭を下げたけど、彼女が麦茶に手を伸ばす事はない。
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