この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
永遠に続く恋を……
第15章 心の声 ─ side 結城 恒

「彼女に今の気持ちを結城くんに話してみたらって言ったけど……言わないっていう決断をしたのかな」
………いや、そうじゃない。
「ごめん、瀬戸さん。俺、行ってきます」
席を立って、扉の前で振り返る。
「瀬戸さん、美月ちゃん。ありがとう」
そう言って、俺は店を飛び出した。
彼女の部屋の灯りはついていて、俺は息を整えてインターフォンを鳴らした。
『はい』
インターフォン越しに聞こえる彼女の声。
「結城です」
そう告げると、ガチャっと通話が切られ……すぐに玄関のドアが開いた。
部屋に招き入れてくれた彼女を、俺は抱き締めた ──。
しばらく、美羽さんはそのままじっとしていたけれど、
「結城くん………あの………話を」
彼女が身体を捩って……俺は彼女から離れた。
「俺も………美羽さんと話したい」
………いや、そうじゃない。
「ごめん、瀬戸さん。俺、行ってきます」
席を立って、扉の前で振り返る。
「瀬戸さん、美月ちゃん。ありがとう」
そう言って、俺は店を飛び出した。
彼女の部屋の灯りはついていて、俺は息を整えてインターフォンを鳴らした。
『はい』
インターフォン越しに聞こえる彼女の声。
「結城です」
そう告げると、ガチャっと通話が切られ……すぐに玄関のドアが開いた。
部屋に招き入れてくれた彼女を、俺は抱き締めた ──。
しばらく、美羽さんはそのままじっとしていたけれど、
「結城くん………あの………話を」
彼女が身体を捩って……俺は彼女から離れた。
「俺も………美羽さんと話したい」

