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永遠に続く恋を……
第15章 心の声 ─ side 結城 恒

俺は瀬戸さんの店に挨拶がてら寄ることにした。
「明日から行ってきます」
そう挨拶すると、
「彼女には、結城くんいなくても気軽に寄ってって伝えて」
と瀬戸さんに言われてしまって……。
「美羽さんとは……ここで会った以来、話してないから」
そう言うと、美月ちゃんが、
「どうしてですか……っ?!話してないんですか?」
俺と……美羽さんのことを知っている口ぶりだった。
驚く俺に、
「美羽さん……結城さんが帰った後、泣いてたんですよ?」
そう、悲しげに言った。
「おい、余計なこと言うなって」
「こないだお兄ちゃんだって美羽さんに余計なこと言ってたでしょ」
2人の言い合いが始まって。
── 泣いてたって、美羽さんが?
………それは………俺のことで?
彼女の泣き顔が浮かんで、胸が締め付けられた。
「明日から行ってきます」
そう挨拶すると、
「彼女には、結城くんいなくても気軽に寄ってって伝えて」
と瀬戸さんに言われてしまって……。
「美羽さんとは……ここで会った以来、話してないから」
そう言うと、美月ちゃんが、
「どうしてですか……っ?!話してないんですか?」
俺と……美羽さんのことを知っている口ぶりだった。
驚く俺に、
「美羽さん……結城さんが帰った後、泣いてたんですよ?」
そう、悲しげに言った。
「おい、余計なこと言うなって」
「こないだお兄ちゃんだって美羽さんに余計なこと言ってたでしょ」
2人の言い合いが始まって。
── 泣いてたって、美羽さんが?
………それは………俺のことで?
彼女の泣き顔が浮かんで、胸が締め付けられた。

