この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
永遠に続く恋を……
第16章 去る者日々に疎し?

結城くんがアメリカに旅立ち、私の日課がひとつ増えた。
それは、彼とのメールのやりとり。
結城くんは毎日メールをくれた。
内容は仕事のこと。その日起こったこと。感じたこと。いろいろ。
たった一言……『元気ですか?』という言葉に、空の写真が添付されていることもあった。
そのメールには私も空の写真を撮って『元気です』と返信した。
── 同じ空の下でお互い頑張ろう。
そんなメッセージが込められている気がして、元気が出た。
ある日のメールには、
『支社長から日本に残してきた息子さんと奥さんの話をよく聞かされます。そういう時は俺も美羽さんに会いたくなります。』
そう書かれていて、どう返したらいいのか迷って、返信するのに一時間かかってしまった。
……時々、結城くんは返信に困るメールを送ってくる。
だけど……結城くんからのメールを待っている自分がいて。
彼のメールを読むと心が暖かくなって、今日も1日頑張ろうと思えた。
それは、彼とのメールのやりとり。
結城くんは毎日メールをくれた。
内容は仕事のこと。その日起こったこと。感じたこと。いろいろ。
たった一言……『元気ですか?』という言葉に、空の写真が添付されていることもあった。
そのメールには私も空の写真を撮って『元気です』と返信した。
── 同じ空の下でお互い頑張ろう。
そんなメッセージが込められている気がして、元気が出た。
ある日のメールには、
『支社長から日本に残してきた息子さんと奥さんの話をよく聞かされます。そういう時は俺も美羽さんに会いたくなります。』
そう書かれていて、どう返したらいいのか迷って、返信するのに一時間かかってしまった。
……時々、結城くんは返信に困るメールを送ってくる。
だけど……結城くんからのメールを待っている自分がいて。
彼のメールを読むと心が暖かくなって、今日も1日頑張ろうと思えた。

