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永遠に続く恋を……
第21章 これからはずっと ─ side 結城 恒
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「俺作るから、美羽さんお風呂入ってきなよ」
「キッチン借りるね」と彼女に了解を得て、俺は冷蔵庫を開けた。
すると、美羽さんが「何作るの?」と寄ってきた。
下は下着しか履いてなくて、上はブラウスを羽織っただけ。
「そんな格好で近くにいるとまた襲うよ?」
………っていうか、襲われたいの?
「シャワー浴びてくる……っ!」
美羽さんは慌ててバスルームへ向かう。
その様子が可愛くて、俺はクスッと笑った。
………何作ろうかな。
って言っても、あんまり食材入ってないんだよな。
あ、でもご飯冷凍してある。
忙しくて自炊する時間ないんだろうな。
仕事……頑張り過ぎてるんじゃないかな……。
俺は食材を取り出し、作り始める。
彼女がリビングに戻って来た頃に、ちょうど出来上がったものは、炒飯とスープ。
それでも美羽さんは「うわぁ。美味しそう!」と目を輝かせた。
「いただきます」
2人で手を合わせる。
美羽さんは炒飯を口に運ぶと「美味しい」と微笑んだ。
「ごめんね。冷蔵庫の中、あんまり入ってなくて」
「忙しくてもご飯はちゃんと食べなきゃダメだよ?」
「つい、食べ損ねちゃう日とかあって。でも瀬戸さんのお店に行くことも多いんだよ?結城くんの作ってくれたご飯、ホントに美味しい」
ホントに美味しそうに食べてくれて。
そんな美羽さんを見てるだけで、こっちが嬉しくなる。
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「俺作るから、美羽さんお風呂入ってきなよ」
「キッチン借りるね」と彼女に了解を得て、俺は冷蔵庫を開けた。
すると、美羽さんが「何作るの?」と寄ってきた。
下は下着しか履いてなくて、上はブラウスを羽織っただけ。
「そんな格好で近くにいるとまた襲うよ?」
………っていうか、襲われたいの?
「シャワー浴びてくる……っ!」
美羽さんは慌ててバスルームへ向かう。
その様子が可愛くて、俺はクスッと笑った。
………何作ろうかな。
って言っても、あんまり食材入ってないんだよな。
あ、でもご飯冷凍してある。
忙しくて自炊する時間ないんだろうな。
仕事……頑張り過ぎてるんじゃないかな……。
俺は食材を取り出し、作り始める。
彼女がリビングに戻って来た頃に、ちょうど出来上がったものは、炒飯とスープ。
それでも美羽さんは「うわぁ。美味しそう!」と目を輝かせた。
「いただきます」
2人で手を合わせる。
美羽さんは炒飯を口に運ぶと「美味しい」と微笑んだ。
「ごめんね。冷蔵庫の中、あんまり入ってなくて」
「忙しくてもご飯はちゃんと食べなきゃダメだよ?」
「つい、食べ損ねちゃう日とかあって。でも瀬戸さんのお店に行くことも多いんだよ?結城くんの作ってくれたご飯、ホントに美味しい」
ホントに美味しそうに食べてくれて。
そんな美羽さんを見てるだけで、こっちが嬉しくなる。